2012年8月5日日曜日

世界に一回だけのゲネプロ

前日の東大和での練習の余韻さめやらぬまま、本日は羽村市生涯学習センターゆとろぎにてゲネプロが行われました。ちなみに、ゲネプロとは、「ドイツ語のGeneralprobe(ゲネラールプローベ)」を略した言葉で、「通し稽古」を意味します。いわゆる、すべての稽古の総仕上げです。

この日は練習室の隣で「イケガク」さんによる楽器調整・物品販売が行われました。毎年、朝早くからありがとうございます。


楽器調整と並行して、午前中はゲネプロ直前練習です。
みよ、この密度を!練習場に用意されたスリッパやいすが足りなくなるほど、参加者多数であります。
「火の山」の要所要所を通していきます。
午前中から燃えに燃え盛り、燃え尽きました。(筆者個人が)



燃えるような練習の後は、お昼の時間です。
今回の練習場所は、室内の飲食が禁止ですので、みんなで外に出て食べました。
Goodな笑顔をありがとうございます。
とても天気がよく、日があたっている場所は焦げそうなほど暑いのですが、ご飯を食べている場所は日陰ですので、それほど暑くはありません。時折涼しい風が吹き、おなかが満たされたことも手伝って、何とも気持ちの良いものでした。

若干、目を開けて寝てしまっても、やむを得ぬというものであります。そうですとも、やむを得ぬ!!


午後からはゲネプロ。練習場から小ホールに移動です。天井高く、冷房寒し。
ゲネプロですから、司会のYASUKOさんにも来ていただきました。お暑い中をありがとうございます。
ステマネさんから資料配布、ゲネプロの説明がされ、いよいよ本番さながらの通し稽古が始まります。




もう、ここからは写真はないのですが(撮っている余裕なかった)、本番と同じように司会が入り、指揮者が入場してくるのを見ると、あと二週間後の光景が目に浮かぶようで、より一層緊張が高まっていきます。

一曲目が肝心、気合を入れてきびきびと「一楽章の交響曲」、大きな生命の鼓動を感じて「杜の鼓動」、はっちゃけた者勝ちの「ジャニーズに首ったけ」。
最後の最後、熱が入り、リズムに乗り、ハッと指揮者様を見ると……「あれ??」
おそらく本番も、こうなること間違いなしでしょう。詳細は語りませんが、指揮者様に注目してみると面白いことがあるかもしれませんよ。

冷房の効きすぎにより、ここでお腹を下す者が出没。お腹は命の次に大事です。

さて、第二部の開始です。まずは入退場の練習を行ってから曲に入ります。
爽やかな「朝」から始まり、重厚な「オーゼの死」、妖しさ満開「アニトラの踊り」、派手に最後を飾る「山の魔王の宮殿にて」。
「ペールギュント第一組曲」の4曲を終えると、本編最後は「火の山」です。
二回目のVivaceの激しさと言ったら……!指が絡まるかと思いました。

真白く燃え尽きた後には、アンコールを。
本番もおそらく「火の山」で燃え尽きていると思いますが、このアンコール、指揮者様のご指示により、またまた面白いことになりそうです。
企画ステージよりも楽しく!これが指揮者様のお考えであります。
これは燃え尽きている場合ではないな!といったところです。

こうして、ゲネプロは無事終了いたしました。お疲れ様でした。
この後、一部のパートはパート写真を撮ったり、決起会が立川で行われたそうであります。

残す練習は、あと合宿のみ。合宿を終えたら本番です。
体調管理、特に飲みすぎには細心の注意を払いつつ、本番に向けて気合を入れていきましょう。