2012年7月14日土曜日

You ain't heard nothin' yet!



今日の練習は杉並公会堂のグランサロン、今シーズン最初の練習会場であったここも、今期最後となった。本番が近いことを肌で感じる。


本番まで一ヶ月余りである。「まだ一ヶ月ある」と考えるか、「あと一ヶ月しかない」と考えるか。

まずは1部指揮者殿の「杜の鼓動」から。今日は人が多い! やはりこうでなくては。指揮者の躍動感も通常の1.3倍だ(当社比)。


賛助のパーカッションも入り、クラリネットも増員。本番が近づいていることを肌で感じる。ギターも前回の5倍だ。

分奏にすると、各パートがいかに精巧に組み合わされて曲が作られているか分かる。自分の音が剥き出しになるのは不安極まりないのだが。

4本の管が上昇しては下降する。奏者は大変だ。素晴らしいフレーズはいつだって難しい。


この日はピアノと、司会者のYASUKOさんも参加。毎年お世話になっているYASUKOさんは原稿を書くため演奏を聴きに来てくれる。その姿勢に頭が下がる。楽団員はもちろん、賛助や司会者の皆がいてくれてこその演奏会である。

もちろん、聞きに来てくれる方々も。

練習会場に向かう途中、喉が渇いたので駅でウィルキンソンのジンジャーエールを買った。プロのバーテンダーも使うというこの代物は、しかし驚くほど辛く、ひどく辛く、親の敵のように辛いので途中で水を買った。ありがとうクリスタルガイザー。

そして2部指揮者殿に交代。

「(正しいトレモロをしないと)50歳、60歳になってトレモロができなくなる傾向があります」
様々な世代を知っている指揮者殿ならではの意見である。



「弾いている人の意思が伝わるように」とは、指揮者の弁。


打上げは駅の近くの笑笑だ。今日はYASUKOさんも来てくれた。仕事帰りもいるのはご愛嬌。


練習出席者が増え、管とパーカッションの賛助が入り、ピアノが入り、司会者が原稿を書き、練習はいよいよ佳境である。


「あと」でも「もう」でも、お楽しみはこれからだ。

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