2010年8月13日金曜日

今年も岩井は熱いわい!(前篇)

さぁ、さぁ、やってまいりました!
バッカスでは毎年、演奏会直前のこのお盆の期間に3日間の合宿が行われております。
処はマンドリンオケの聖地である岩井海岸、毎度お世話になっている「川きん」さんであります。


合宿の初日のスケジュールは大体こうです。

午後のパート練→合奏→夕ご飯→夜の合奏→夜のパート練→
(分岐A)→個人練
(分岐B)→飲み会「しょにち屋」


「この暑さを吹き飛ばす勢いで演奏してやる!」、「合奏も飲みも全力投球だ!」という気合で乗り込んできたこの夏合宿。
初日からぶっ飛ばして行くのかと思いきや、合奏の初っ端に指揮者より、「明日、全曲通しをやるので、今日は1部と3部は通しません」というような宣言があり、注意すべき点を細かく区切って確認していきます。いや、ひたすら確認していきます。

(あ、あれー?)
これはちょっと肩すかしな感じ。

コンサートの2週間前ともなると、「やるっきゃねぇ!」という気合いが、否が応にも皆にみなぎっています。

例えば写真の左にいる会長などは、指揮者と刺し違えようかというほどの形相。。。そのくらい気合が乗ってるわけです。


通したい!しかし通させてくれない!

・・・おかしい。
これは指揮者チームの「スーパー焦らし作戦」に違いないという気がしてきた。(知らないけどきっとそう)

こうなると、ムラムラと湧き上がる衝動をぶつけるべく、「分岐A」の深夜の個人練へ向かうしかない。
そういう人が多いのか、時刻は0時を回っているが大盛況である。

しかしここでも想定外の出来事が!
練習し始めて程なく、「深夜なのでそろそろ音出しは控えてください」というお達しッ!

はい、打ち止め~。本日は終了~、のお知らせです。

わかった!了解、もう諦めて飲みます!

ということで、先行して「分岐B」に進んだ部隊に合流。
この分岐Bは深みにハマルと翌日バッドエンドになるので要注意なのだが、例年、学習の甲斐なく数人は翌朝「生ける屍」状態で練習に参加する者が出る。


しかし、今日は次の日の合奏が気になるのか、あまり派手に呑まずに「しょにち屋」も閉店し、至って平和に合宿初日も幕を下ろした。

・・・いや、まてよ?酒が例年より少なくはなかったか?!
個人練が早く打ち切られたのも、飲み会の酒が少なかったのも、全て組織が裏で糸を引いているのではないだろうか?!

「ここまでは我々のシナリオ通りだ」
・・・と指揮者がほくそ笑んでいるような気がしてならない。


(つづく)

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